国内における急性冠症候群（ACS）の患者数は年々微増している傾向があり、現在薬剤溶出性ステント（DES）を用いたprimary PCIがクラス Iとして国内のガイドラインにて推奨されております。
本邦のprimary PCIは再灌流療法の9割以上を占めておりますが、高齢者及び女性のPCI施行率が低いことが問題視されております。
急性心筋梗塞を見逃すと死亡率が25～33%上昇してしまうと報告されており、症状や検査結果を総合的に評価すること、且つ治療戦略におけるイメージングデバイスの役割やDES選定の重要性について解説しています。

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